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寛容

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寛容とは、政治的、経済的、宗教的に、人々の間の分裂を体裁よく容認する ことに他ならない。人間は無数の道を考案して、それぞれの信者たちを 慰めようとしてきたが、それゆえに、この世界はばらばらに分裂している のである。 ジッドゥ・クリシュナムルティ インドの哲学者の言葉 https://twitter.com/krishnamurtibot TwitterBot.でRetweet されたのを見かけただけなのでこの言葉の真意は 量りかねますが、グローバル化の中で、世の中の多様性についての理解や 関わり方の有り方について言われるなかちょっと意外な感じがして、でも 的を射ているなと感じ目に留まりました。 一方、R25石田衣良さんのコラムの 「ぼくたちはなぜ、自分以外の人間にこれほど厳しくなったのだろうか。 人々を上下にちぎっていく格差社会の斥力は、ひとりひとりの人間の心にも 非常な勢いで働いているのではないか。」 「厳しい競争社会のなかで生きる人間は、だんだんと他人への寛容を失って いく。」 「ブルドーザーのようにやってきて、社会をばらばらに引き裂いてしまう 斥力に、ひとりの人間としていかに抵抗していくか。ちぎれたり、砕けたり、 自暴自棄になったりしないで、どんなふうにやわらかに粘るか。ぼくは 新しい年のもっとも大切なテーマは、そこにあると思っている。きみは きみの場所で、北風に耐えよう。寛容と粘りとやわらかな心を忘れずに。」 という呼びかけに共感を覚えました。 「寛容」とは何か? 理解するのも難しいし、実行するとなるとさらに 難しいことだと私的には思っています。

読んでみよっかな。