EVERYDAY PACKING

荷物も頭の中も毎日詰め直し

パンデミック

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BS日テレで放送中の HAWAII FIVE-O シーズン2 http://www.bs4.jp/drama/hawaii5-0/story/index.html 第21,22話 は「NCIS:LA ~極秘潜入捜査班」と"クロスオーバー"と 称しておそらく米国で放映時互いの時間枠で相互の登場人物を競演させ それぞれの舞台であるハワイとロサンゼルスで1時間+1時間の2時間の エピソードにまとめたものを放映したみたいです。違ってたらすみません。 私が気に留めたのはクロスオーバーエピソードという企画のではなく そのストーリーです。 (以下DVD等でご自分で視聴されたい方はネタばれになりますのでご注意を。) 一言で言えば独自の理想を持つ疫学者が「世界人口を減らすため」 天然痘ウイルスを入手し、パンデミックを起こそうとする危機を防ごうと するお話です。 その疫学者がマッドサイエンティスト的でない普通っぽい女性だったり、 手口が「ロスで行われる世界の学生たちの討論会会場で無料配布の Tシャツにウイルスを塗布すること」だったり、そのことに対して 「世界大戦で捕虜に同じ手口が使われたことがある」という旨の台詞が あったり。「疫病が地球の人口抑制システムであるという説がある」と 言ってみたり…。 狂気の犯人の陳腐な人類滅亡計画でなく妙にリアリティを持たせている ところが普段のHAWAII FIVE-O と一味違うなと思ったのです。 最後にその女性疫学者に対して「あなたは人口増加を解決する優秀な人が 出現する可能性も(天然痘ウイルスを撒くことによって)潰そうとした のだよ。そんなことにも気付かなかったのか?」という旨の台詞があったのも良いなと思いました。 現実はドラマよりも奇なり、世界の人口問題はどんな結末を迎えるので しょう。