データで見えるもの
米国菓子メーカーのハーシー社によると、ユタ州は全米で菓子類購入率1位で米国内平均の2倍だそうです。
その理由として 州の60%余りを占めるというモルモン教徒。
彼らの律法でアルコール、カフェイン、たばこが禁じられていて唯一許されるのが砂糖だからだそうです。更に菓子を食べる子供の数も多いそうです。
トゥイズラー(Twizzlers)というグミキャンディが人気だとか。
http://www.hersheys.com/twizzlers/products.aspx
一方、6本入りチョコレートバーが売れるのはミネソタ州で、夏場のキャンプファイアで人気の伝統的なデザート「スモア」(焼いたマシュマロとチョコレートをクラッカーにはさんだもの)を作るからだそうです。
ハーシーが菓子の販売データ分析に力を入れるのは 大手菓子会社マースによるリグレー(米国ガムの大手)の買収で全米トップの座を奪われ小売業者への影響力維持が目的とのこと。CIAが支援する分析ソフトウェア会社と連携するそうです。
CIAも出資するパランティアが新たに増資 - 評価額は3か月で30億ドル上昇 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
日本の菓子メーカーの目下の競合相手はケータイにはじまり現在ではスマートフォンだと言われています。同業者同士の競争に加え大変手強いライバルに悩まされています。