EVERYDAY PACKING

荷物も頭の中も毎日詰め直し

浦島太郎

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20年ほど前 登山用具一式を買い揃えたことがありました。 そのときはまだネットも無く専門雑誌か 店員さんのアドバイス だけがたよりでした。 購入したのが ○ テント ○ 銀マット(テントの下に敷く) ○ 寝袋 ○ バックパック ○ ランタン(ろうそく) ○ ガスバーナー ○ コッヘル ○ 飯ごう ○ レインウエア ○ 非常用防寒アルミシート ○ ロープ そこにもともと持っていた ○ ビクトリノックス ○ 方位磁石 ○ ライター ○ マグライト ○ 水筒 ○ シューズ これで完成! と簡素なものでした。 当時「アウトドアウエア」といえば 冬山や極地に行く探険家専用という イメージで、一般の登山者は チェックの長袖シャツにジーンズ、 あるいは ウールのニッカーボッカー、安全靴かと思うほど重厚な革靴、 さらには登頂した山の記念ピンバッチを勲章のようにチロリアンハットに 付けて先輩登山者が自慢げにかぶる…みたいな感じでした。

チロリアンハット http://yamaotoko.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/09/02/dsc_0004.jpg

 ニッカーボッカー http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%BA

上記購入のバックパックは、「アタックザック」と呼ばれる縦型のものだった のですが、ワンダーフォーゲル部の主流はキスリングと呼ばれる三角おにぎり 型の帆布製のもので、「軟弱なリュックを背負いやがって」みたいたいなこと をしばしば言われてました…。 「数十キロの重い荷物を背負ってこそ山男!」 という固定概念が強かったと 思います。

キスリング http://katagiri1914.com/index.php?%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

などなど昔のことを思い出しながら、最近のアウトドアショップを物色するのが 楽しくてたまらない今日この頃です。