EVERYDAY PACKING

荷物も頭の中も毎日詰め直し

水耕栽培

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大学の卒業研究の対象がトマトで、当時図書館でいろいろ資料を探していたとき 「ハイポニカトマト」の存在を知りました。 1985年のつくば万博日本政府館で展示され一本の苗に13000個もの実を成らせ 来場者を驚かせたとのことでした。 30年近くも前の技術ですが、私はスーパーマーケットや八百長さんでこの技術を 銘打った商品に出会った覚えがありません。最近流行りのフルーツトマトも 「特別な種ではなく極力水を与えず負荷をかけ実の中の糖度を増す」という 農家さんの努力の賜物的な説明を良く聞きます。 ハイポニカ栽培の特徴は ① 水耕栽培で土は使わず育成用の水に成長を促す養分を加える。 ② ①の水を循環させ根に養分や酸素が当たりやすくする。 とシンプルで、その成長速度は通常の 1.5倍~2倍だそうです。 6月に種から育てたペットボトル再利用の簡易水耕栽培キットのミニトマトに ようやく実が成りはじめました! 上記②の設備が無いので成長速度はむしろ遅いですが…。 「ペットマト」 http://www.petomato.com/productlist.html 太陽光で発電し、屋内で LEDライトを照射、ポンプを作動させ植物工場! 現在の科学技術なら省電力、高効率なハイポニカ栽培を実現することが 可能ではないでしょうか? まだ緑色で小さく食べれもしないトマトの実を眺めながら 大きく夢を見てしまいました。