EVERYDAY PACKING

荷物も頭の中も毎日詰め直し

蔦谷書店@1100

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先日遅ればせながら Lucua 1100 の 蔦谷書店 に行ってきました。

写真はそのディスプレイのほんの一部です。どこだか探してみてください。


エスカレーターで上がって一歩入って驚きとともに頭の中によぎる既視感…、

「あれ、松丸本舗!?」

以前東京駅の丸善書店松丸本舗を訪れたときの感動を思い出したのです。
ぐるりと回遊させる迷路チックな通路と陳列、書店にしては照明を落とした
上質で大人っぽい空間。
圧倒的な規模で、テーマごとに関連付けられたモノがディスプレイされ
目を楽しませてくれます。
とくに高級筆記具の品揃えは気合いと資本力が感じられました。

 

東京駅周辺の新しい商業施設を見ていると大阪駅周辺の再開発も規模的には
見劣りしないものの陳列されている商品群はどうしてもワンテンポ遅れている
気がしていて好奇心が満たされず消化不良気味だったのですが、蔦谷書店の
出現で大阪へ行く楽しみができました。

 

あとは持続性がどうかということ。
松丸本舗も立地に見合う売り上げが無いとのことで閉店した経緯があります。
現に私は今回「蔦谷書店」で何も購入しませんでした。
一品大変迷った雑貨があったのですが思いとどまりました。

 

昨日は京都BALの丸善書店を見てきましたがいたって普通に見えました。
高齢の警備員さんの交通整理とお店の雰囲気のアンバランスさが印象に
残ったくらいです。

 

高級筆記具などの接客は技術がいると思います。上質な従業員の確保や新奇性の演出は

大変困難なことだと思います。